FEATUREひと手間と、その先。

FASHION
#19
ブローチをつけて、春の装いに。
今年は暖冬だねとよく話をしていましたが、立春をすぎた今ごろから冷え込む日が増えて来ました。冬のコートは手放せないけれど、日差しはなんだか暖かい。こんな季節にはいつもの装いにひと工夫をしてみるのはいかがでしょうか。
2020.02.07 by AXCIS ONLINE
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朝家を出る前に「いつもの服にしようかな」「ちょっと重々しいだろうか」「春服だとまだ寒いし」なんて考え込んでしまう今の時期。いつもの洋服の雰囲気を変えてみたいなら、ブローチでアレンジをしてみるのもおすすめです。
季節を感じさせるモチーフを
トップスの胸元に挿すと洋服のアクセントとなり、どこか品のよさも感じさせるブローチ。たとえば冬の時期ならぽってりとしたボーンブローチをウールのコートに付けたり、クリスマスシーズンにはモミの木や馬のモチーフを選んだり。春夏ならウッドや真鍮など、軽やかで季節感のある素材がぴったりです。ちいさなひと工夫でイメージを変えて
真鍮製のブローチはワントーンくすませたような落ち着いた輝きが特徴で、シャツやブラウスに合わせると独特の雰囲気が際立ちます。ねこやお花といった可愛らしいモチーフのウッドブローチは、コットンやキャンバス地のアイテムに付けて。ブローチ自体ブローチ自体の厚みが薄くて軽いので、春夏生地にも安心して付けられます。フォーマルにはお花のコサージュ
卒業式や入学式、ブラックフォーマルを着るときには胸に華やかなブローチやコサージュを付けて「門出をお祝いする」気持ちを表します。フェルト・ウッドなどカジュアルな素材や華美すぎるジュエリーなどは避けて、生花やドライフラワーのものを選ぶとよいでしょう。夏になったらこんな風にシンプルなカットソーやワンピースのアクセントにしても素敵ですね。
ピアスやネックレスといった身に付けるアクセサリーがその人自身を際立たせるとしたら、ブローチは洋服に付けて装い全体のイメージを変化させます。コットンのTシャツに深い色のボーンブローチ、ウールのジャケットに真鍮ブローチなど、合わせ方次第で変わるイメージをぜひ楽しんで下さいね。ブローチはピンで洋服に挿して付けるので、どうしても生地に小さな穴があいてしまいます。ダウンジャケットなど羽毛が出てしまう服には付けない、長時間付けっぱなしにしないなどに気を付けて、お気に入りのブローチをお使い下さい。小さいモチーフで季節が取り入れられるブローチ。付けるだけでおめかししているような、ちょっぴり特別な気分を感じる事ができるのが嬉しいアイテムです。ぜひお気に入りのブローチを見付けて、いつものお洋服にプラスしてあげて下さいね。
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