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FEATUREひと手間と、その先。

INTERIOR

#9

簡単DIYで取り付けられる、アイアンシェルフ

春の気配が漂う季節になりました。進学や転勤など、四月から新生活を迎えるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。このタイミングで物がたまりがちな場所にプチ収納スペースを作ってみませんか?今回は簡単DIYで設置ができる、アクシスのアイアンシェルフやウォールシェルフを紹介いたします。

2020.03.13 by AXCIS ONLINE

  1. 見せる、飾る、整える

    収納には、物を見えないように隠すタイプの収納と、物を飾って見せるタイプの収納があります。ウォールシェルフは後者の「見せる」タイプの収納で、シンプルなデザインは物を際立たせ、置くだけでも整った印象を与えてくれます。
    クローゼットやチェストなど隠すタイプの収納は、見た目のスッキリ感はありますが、取り出す際に「扉を開ける」「物を取り出す」と2つのアクションが必要です。急いでいる時や頻繁に手に取る物だと、ちょっとした行動の積み重ねが無意識のストレスとなり、つい外に出しっぱなしになってしまったり。物の種類によって隠す収納と見せる収納を使い分けると、すっきりとして使い勝手のよい部屋となります。

    棚板とセットになったウォールシェルフ

    アイアンの棚受けと2枚の棚板がセットになった「ウォールシェルフ」シリーズは、完成サイズが幅約45cm・奥行約14.3cm・高さ約44cmとコンパクトで、ちょっとしたスペースにも設置することができます。

    棚板の奥行きは、大人が手のひらを広げたサイズより一回り小さい程度。リビング、廊下やなどに取り付けてお花や写真をディスプレイする飾り棚としておすすめのアイテムです。
    セットになった棚板は軽くて扱いやすいセンダン材のもの。棚受けに接する部分にミゾがあるので、棚板をはめるだけで取り付けが完了。棚板がビスで固定されていないので、飾る物によって1段だけセットしたり、2段ともセットしたりと自在に取り外しが可能です。

    水周りにはメッシュ棚板タイプを

    洗面所など水気のある場所には棚板部分がメッシュ状のシェルフがぴったり。バスルームの出入り口近くに取り付けてタオル置き場にしたり、洗濯機スペースの上で洗剤やブラシを置いておいたり。メッシュの棚板は湿気がたまらないので、お風呂の出入りのなどで脱衣所の湿度が上がってもタオルがしめったりカビてしまう心配がありません。
    メッシュ棚板タイプは、他にもキッチンやお手洗いなど水周り全般におすすめです。バーにS字フックを掛けてツール類を吊るしておく事もできるので、床に物を置かずに済むというメリットも◎棚板を別で用意しなくてもよいので、シェルフさえ購入すればすぐに取り付けられるのもお手軽です。

    サイズ豊富なシェルフレストは、場所別でチョイス

    アクシスのシェルフレスト(棚受けの金具)は、サイズもデザインも種類豊富。壁側、棚板側の両方にビス留め用の穴があり、しっかり固定する事が可能です。設置する高さ等に気を付ければ書籍やビンなどを乗せて使用する事もできるので、キッチンで食器を乗せたり、本棚のように使用したりと使い道は無限大。

    今回はたくさんあるシェルフレストを、おおまかにミニサイズ(一辺が10cm以下)、ミドルサイズ(一辺が10cm〜25cm)、ラージサイズ(一辺が25cm以上)の3タイプに分けてご紹介します。

    玄関にはミニサイズの棚を

    玄関やお手洗いなど、限られたスペースにはミニサイズのシェルフレストを。一辺が10cm以下程度のミニサイズのシェルフレストなら、カギやカードケースなど身の回りのアイテムはしっかり置いておけるけれど、邪魔にはならない絶妙なサイズ感に収まります。

    忙しい朝でも身の回りの物を忘れずに

    毎日持ち歩く持ち物は、玄関付近に置き場所を定めておかないと忘れ物の原因にも。壁面全体が造り付けの靴箱になっていたり、間口が狭い玄関の場合でも、こんなミニサイズの棚ならどこかにちょうどよい場所を見つけて設置することができそうです。

    ⇒ミニサイズのシェルフレスト(一辺10cm以下)

    本、CD、玩具や雑貨にはミドルサイズを

    リビングやデスク近くに取り付けて、本や雑貨を置いておくのにはミドルサイズのシェルフレストを。上記写真では、Iron shelf 200(奥行き約20cm)を間隔50cmで取り付けて、棚板アッシュ材 210×450(奥行き約21cm)を組み合わせて簡易本棚にしてみました。

    ※書籍など重量がある物を置くのが想定される場合、シェルフレストを取り付ける際に間隔が開きすぎないように設置しましょう。シェルフレスト同士の間隔を広げて長い棚板を組み合わせると、重みで棚板がたわんでしまうのでご注意ください。

    ⇒ミドルサイズのシェルフレスト(一辺10cm〜25cm)

    HS2452 Iron Shelf 300 ・古材の棚板(非売品)

    ラージサイズでショップ風収納に

    ラージサイズのシェルフレストは存在感抜群。玄関に設置して靴箱がわりにしたり、畳んだ洋服や食器などを並べてショップ風の収納にしたりと、ダイナミックな使い方が可能です。他にも、ダイニングスペースの壁際に取り付けて簡易的なカウンターテーブルに、クローゼットの上方に空きスペースがあればそこに取り付けてストッカーにといった使い道も。

    ⇒ラージサイズのシェルフレスト(一辺25cm以上)
    シェルフレストはL字型タイプ、L字に斜めの補強が入ったタイプ、木と組み合わせたタイプなどたくさんのシリーズがあります。取り付ける場所や置きたい物にマッチする一点を見つけて下さいね。

    ⇒Iron Shelfシリーズ(L字型・補強あり)
    ⇒アイアン棚受けシリーズ
    ⇒アイアンシングルシェルフシリーズ(太幅L字型・2個セット)
    ⇒Beech Shelfシリーズ(木材コンビ)
    ⇒ブラスシリーズ(真鍮製)

    アイアンシェルフ設置の注意点

    アイアンシェルフを使うためには、シェルフレスト(棚受け部分)の他に棚板が必要となります。商品に棚板がセットになっていない場合は、アクシスの[棚板アッシュ材]や、ホームセンターやDIYショップで棚板を購入して下さい。材質は厚すぎたり薄すぎる物は避け、アッシュ・ビーチ・ウォルナット・パインなどを選びましょう。

    シェルフレストを取り付ける際の間隔は、サイズや乗せる物の重量によっても異なりますが、60cm以上など広くなる場合は重量や安全性に気を配って設置をします。シェルフレストの一辺の長さが棚板の奥行きの2/3以上となるように組み合わせるのも、安全にお使いいただくためのコツとなります。

    取り付け方法

    一般的な住宅の壁は「石膏ボード」というボードの上に壁紙や塗料を塗られて仕上げられています。石膏ボードの裏に柱や配線などがある場合もあるので、イラストのような芯材・下地チェックのできる道具(ホームセンターにて販売されています)や電子下地センサーを使ってビスを打てる位置を探します。

    位置が決まったら鉛筆などで印をつけ、シェルフレストをあててドライバーや電動ドライバー、インパクトドライバーでビスを打ち込みましょう。取り付けたい位置を決めたら、メジャーで床からの長さを測って左右の高さを均一にするのもきれいに取り付ける秘訣となります。

    ※賃貸物件の場合はDIYをしていいかどうかを大家さんや管理会社に確認が必要です。
    ミニマリストや持たない暮らしがクローズアップされているこの頃。でも、ちょっとはみだしてしまう物たちにこそ「その人らしさ」があるのかもしれませんね。愛着のある物たちはそのままに、暮らしやすいように収納を追加して、すっきりとした春を迎えてみてはいかがでしょうか。

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