春の草花の特徴は、色とりどりのフレッシュなムード。
淡い日の光に馴染んで、お部屋を華やがせてくれます。
ハウス栽培のバラなど通年で手に入るお花も、
この季節にはピンクや黄色などの弾むような色を選んで。
今の気分にマッチするお花をチョイスしましょう。
FEATUREひと手間と、その先。
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春の空気を、部屋の中に。お花を飾るいくつかのアイデア
立春がすぎ、部屋の中より外の方が暖かい日もある近頃。三寒四温をくり返し、だんだんと本当の春が近付いている気配がしています。こんな季節にはひとあし早く、春の草花をお部屋に飾ってみるのはいかがでしょうか。ガラスや陶器のフラワーベースを使って、にぎやかで、色とりどりで、弾むような雰囲気のお花たちを楽しんでみましょう。
2021.02.19 by AXCISONLINE
季節を感じるお花をお部屋に
「水切り」でフレッシュさをキープ
お花屋さんから切り花を買って帰って来たら、
まずはバケツなどに深く水を張り、
その中で茎をカットする「水切り」を行います。
カットする時先端を斜めにすると吸水率がアップ。
ベースに入れる水の量は2/3程度にすると
茎が痛みにくく長持ちしますよ。
ガラスベースにさらっと生ける。
背丈の異なるいくつかのガラスベースを並べて、
色味の違うラナンキュラスをぽんぽん、と飾る。
透明のガラスベースはプレーンなので、
どんなテイストのお花でも受け止めてくれます。
トレイやカゴに集合させて。
まとまり感を出したい時には、トレイやカゴに載せる。
玄関の靴箱やリビングチェストの上など、
しっかり「飾る」場所にはこんな方法もおすすめです。
万が一倒れても水が流れないというメリットも◎
背の高いビーカーのような形のガラス容器を、
ラタンのバスケットの中にinして。
生けたのは同じ薄ピンクのラナンキュラスですが、
飾り方を変えるだけで印象が違って見えます。
あえてなげやりに、無造作に。
お花屋さんのガラスケースでよく見かける、
色とりどりのスプレーバラ。
あえて無造作に買って来たままをベースに挿せば、
まるで外国映画のダイニングのような
「日常に花がある」雰囲気が漂います。
花・ガラス・水のバランスを見せるように。
ベースにお花を生ける時、
お水の量は2/3程度がセオリーですが、
ガラスベースの場合は透明感を生かすため
少し水の量を多めに飾った方が
バランスよく見える場合もあります。
取っ手付きのガラスケースも、
フタを外せばフラワーベースに。
そっけないぐらいシンプルなフォルムが
お花を引き立たせます。
長かった冬もやっと終わり。
洋服の衣替えをするようにインテリアも春らしく、
季節の表情をプラスしてあげましょう。
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