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FEATUREひと手間と、その先。

INTERIOR

#62

アンティークパインテーブルと照明でつくる、くつろぎのダイニング空間

どっしりと厚い天板、フシがあって柔らかい木目、挽物細工(ひきものざいく)加工のされた特徴的な脚。おおらかな雰囲気を持つこのテーブルは「パインテーブル」と呼ばれ、キッチンやダイニングで食卓として使われて来ました。アクシスではイギリスのアンティーク家具を輸入販売していますが、パインテーブルも定番人気アイテムのひとつ。今回はそんなパインテーブルと、アクシスオリジナルのペンダントライトを組み合わせた、くつろぎのダイニング空間を提案いたします。

2020.10.30 by AXCIS ONLINE

  1. パイン=松の木を使った重厚感あるテーブル

    パインテーブルはパイン=マツ科の針葉樹を材料として作られています。針葉樹は別名「ソフトウッド」とも呼ばれ、柔らかくて加工しやすい木質が特徴的。特にパインは世界の広い地域で生育し比較的安価なので、現代では家具や建材など身の回りのあらゆる物に使用されています。柔らかい=加工がしやすい=凝ったデザインも作りやすいという事で、パインテーブルのたっぷり木材を使用した構造や、凝った挽物細工の脚が実現するのです。

    キズも味になるおおらかさ

    今では一般的なパインの家具ですが、昔のヨーロッパでは「パインは家具には向かない」と考えられていました。当時は「家具に使う木材は節目の少ないものがよい」と考えられており、節目の少ない滑らかなオーク材やマホガニー材などが高級家具の代表名詞だったのです。

    節目が多くて柔らかさから傷も付きやすいパインは、建物の構造部分や、召使いや使用人などの人々が使う家具に使用されていました。彼らが安価であったパインテーブルに細かい細工を施したり、塗料でペイントしたりと様々な工夫をこらしたため、いつしかパインテーブルはカジュアルな流行の家具として庶民の間で広まって行ったのです。

    厚い天板と、しっかりした脚

    パインテーブルを横から眺めると、しっかり太い脚と厚い天板が目に入ります。パインは家具木材としてはあまり重くない部類に入るため、このようにふんだんに材を使用しても重たくなりすぎません。どっしりした存在感は広い部屋や多人数が座るダイニングに落ち着きをもたらし、ゆったり肩の力を抜いた雰囲気に。「テーブルの脚は太い方が料理がおいしく見える」なんて言葉を聞いた事がありますが、家族友人とわいわい賑やかに囲む食卓にぴったりですね。

    テーブルの高さと、イスとの組み合わせ

    ヨーロッパ〜アメリカ等西欧のテーブルやチェアは、日本製のものより若干背が高めに作られています。日本のダイニングテーブルが平均約70〜72cm・チェアが約42〜43cmだとしたら、海外製の物はテーブル約75〜80cm・チェア約45cm。そのため海外製テーブルに日本製チェアを組み合わせると、テーブルの方が高くなり食事をするのに不便を感じます。チェアにパッドなどを敷いて調節するか、テーブルの脚をカットする、またはテーブルに合うよう同じく海外製のチェアや座面が高めのチェアを組み合わせる事をおすすめいたします。

    照明とのバランス

    一般的に4人掛けテーブルは奥行80cm×横幅120〜140cm、6人掛けテーブルは奥行80cm×横幅160〜200cm程度が適したサイズと言われています。

    4人掛けテーブルにペンダントライトを組み合わせるなら、大きめサイズを1つか、小さめサイズを2つ。
    6人掛けテーブルの場合は、大きめサイズを2つか、小さめサイズを3つでもバランスよく収まります。

    ペンダントライトだけでは部屋全体を明るくする効果が薄いため、ダウンライトやダクトレールスポットライト、フロアランプなど他の照明と組み合わせて使用するのがおすすめです。

    「どんなあかりが好きなのか」

    最近ではリビングやダイニングにもペンダントライトを付けず、ダウンライトのみとする家も増えています。ダウンライトのみの空間は非常にミニマルですが「くつろぎ」「リラックス」という感覚を得づらいとも言えます。ペンダントライトが低い位置で照らす穏やかな明かりや、吊り下げられている事で生まれるわずかな陰影のゆらぎは、そこにいる人にゆったりとした気持ちを味あわせてくれます。「どんな照明が好みかな」を想像しながら選んでみて下さいね。

    4人掛けテーブルに、大きめペンダントライトをひとつ。

    4人掛けのパインテーブルに、アイアン製の大きめペンダントライトを吊り下げたパターン。アイアンのシェードは電球の光を通さないので、明かりは下方向に向かって照らされます。席についた家族の顔や、並んだ料理がライトアップされるため、静かで落ち着いた雰囲気の食卓となるでしょう。

    ブラックはヴィンテージ感のあるインテリアに馴染みます

    ブラックのアイアンシェードは、ヴィンテージ、インダストリアル、モダンな雰囲気のインテリアと相性よく馴染みます。「アイアンシェード ノンラー ブラックSET」は、シェード・灯具・電球が一緒になった照明セット商品。天井高2.5m前後のダイニングにちょうどいい60cmコード灯具がセットになっているので、届いたその日から設置して使用が可能です。

    夜はメインの照明を落とし、ペンダントライトだけを灯して使うのもおすすめです

    画像では少し高さがある2.7m天井高の部屋に、コード長100cmの灯具でノンラーを吊り下げています。これは実際席につき目で見ると照明がぐっと低めに感じる高さで、カフェやレストランのように非日常的な印象を与えます。

    もし天井高2.5m前後のお部屋に「アイアンシェード ノンラー ブラックSET」を吊り下げた場合、コード長が60cmなので画像よりも高い位置にペンダントライトが来ます。一般家庭に馴染みやすいのは60cm灯具との組み合わせですが、もちろんコード長100cmの灯具で低くライトを吊っても素敵です。その場合にはアイアンシェード ノンラー単品と、お好みの長さの灯具、電球をそれぞれ別々でお買い求め下さいね。

    →アイアンシェード ノンラー ブラック 商品ページ(単品)

    6人掛けテーブルなら、大きめペンダントライトを2つ。

    同じノンラーシリーズのホワイトを2つ吊るしたのは、6人掛けサイズのパインテーブルです。奥行き約97cm × 幅約185cmのテーブルは、6人が座っても余裕の大きさ。家族や来客が多い家庭や、ショップ・お教室の什器としても使えるサイズ感です。

    フェミニンな印象のアイアンシェード ノンラー ホワイトSET

    同じシェードでも、色が違うだけで印象はがらりと変わります。外側も内側もホワイトのシェードは優しくフェミニンな雰囲気で、ナチュラル系のインテリアと相性バッチリ。直径約36cmと大きめのシェードですが、6人掛けのテーブルであれば2灯を吊るしてちょうどいい明るさとなりますよ。
    こちらのパインテーブルは、ペイントがされたタイプです。天板がブラウン、脚がミントグリーンで塗り分けられ、経年変化により塗装の剥がれが生じています。ダメージ加工などでは出せない自然な仕上がりは、アンティークならではの味わいです。

    小さいガラスシェードを複数吊るせば、クラシカルな雰囲気に

    アイアンシェードの絞ったあかりと対照的に、空間全体を照らすのがガラスシェードのペンダントライトです。ガラスは素材が光を通すため、電球からの光がダイニング全体に広がります。照明のサイズにもよりますが、4人掛けテーブルなら2灯、6人掛けテーブルなら2〜3灯を吊るせばバランスよくテーブルの上を照らす事ができます。
    ガラスシェードは電球の光が直接目に入るため、部屋の間取りや吊るす高さ等によっては眩しく感じてしまう事があります。一般的な天井高2.5m前後のダイニングならコード長60cmの灯具を組み合わせるのをおすすめしていますが、眩しいなと感じた場合には「コードアジャスター」を使ってコードを短く調整して下さい。

    ペンダントライトを吊るす高さについて

    アクシスの灯具には、コードの長さが何種類かあります。「ペンダントセット」以外の照明はシェードと灯具を別々でご購入いただき、組み合わせてお使い下さい。

    ダイニングでペンダントライトを使う場合には、一般的な天井高2.5m前後のお部屋の場合は60cmタイプを、天井の高いお部屋の場合は100cmや150cmタイプをお選び下さい。席に着いた時に目線の少し上にライトがあると眩しくありません。ダイニングテーブルの天板の上から60cm〜70cmのあたりにライトを吊るすのが、ちょうどよい高さとなります。

    ※灯具の長さの選び方についてはYouTube「【AXCIS,INC.】照明コードの長さを選ぼう!お部屋別、コード長の選び方」でも詳しくご紹介しています。
    北欧家具のモダンでスタイリッシュなデザインとはまた違う、おおらかな雰囲気を持ったパインテーブル。これから先何十年と生活をともにできるエフォートレスな魅力が詰まっています。お気に入りの照明と組み合わせて、長く愛用してあげて下さいね。

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