シェーカーボックスは薄い木材を曲げて作られる、シンプルなオーバル型の木箱です。19世紀にキリスト教諸派のシェーカー教徒たちが作り、道具として役立てた事で広く知られるようになりました。

オリジナルのシェーカーボックスは、手のひらに乗るぐらい小さなものから腕で抱えるほど大きいものまで、幅広いサイズで作られてたと言われています。全てがマトリョーシカのように入れ子状に収納できるため場所を取らず、必要なときだけ取り出して使用できるこの構造は、現代の日本の暮らしにも大変便利に使う事ができます。

アクシスのシェーカーボックスシリーズは、オリジナルのシェーカーボックスにインスパイアを受けながらも、狭い日本の住宅でも使いやすいサイズや仕様にこだわってデザインをしています。

全て手作業で加工をされるボックスには、天然のチェリー材を使用。チェリー材は軽やかで整った木肌をしていて、長く使っていくうちにこっくりとした色合いに変化してゆきます。使い込むほどに愛着が増すのは、チェリー材のゆるやかな雰囲気ならでは。

今回発売になったシェーカーボックスは4タイプ。オーバルボックスS・M・Lと、持ち手つきのスイングハンドルボックスです。端正な木の表情と、手に持った時の驚くほどの軽さはこの曲げ木の加工ならではの特徴です。

日々暮らしていると、こまめに片付けができない日もあります。そんな時でも、収納する道具自体がよいと不思議と嫌な気持ちになりません。雑多な様子がかえって人の気配やぬくもりを感じさせて、生活自体を愛せるような気がしてきます。

たとえばシリーズ最小サイズのオーバルボックスSには、身の回りのものを入れて手の届く場所に。アクシスのシェーカーシリーズ最小サイズなので、玄関やダイニングテーブルの隅などちょっとした場所でも邪魔になりません。

寝室のベッドサイドで、眼鏡とスマートフォンを置いておいても。仕切りなどの無いプレーンなボックスは使い方次第で自在に用途が変えられます。

オーバルボックスMは使い勝手がよい中判サイズ。薬箱、メイクボックスとして使ったり、キッチン周りでカトラリーやリネン類を入れておくのにもちょうどいいサイズ感です。

オーバルボックスはボックス本体とふたを重ねられますので、背の高いボトルなどを入れる場合はふたを開けたままお使い下さい。

大ぶりなオーバルボックス Lには、ブランケットなどかさばるものを入れて。ボックス自体が軽量なので、棚への上げ下ろしや移動もストレスを感じません。

オーバルボックスS・M・Lは、入れ子状に収納が可能です。普段はまとめてしまっておき、必要になったら出す事ができるので、使わない時も場所を取りません。

スイングハンドルボックスは、持ち運びに便利な持ち手付き。家の中でものを移動をさせるのにはもちろん、外に持ってゆく事もできます。

遠出ができない時でも、スイングハンドルボックスの中にアウトドア用コーヒーミルやドリッパー、豆、フィルターなどを入れて公園や自然の中へ。いつも使っている道具を外に連れ出して、野外でコーヒーを淹れてみるのも楽しいものです。

家の中、日常で使うさまざまな道具そのものに愛着を持てたなら、家の中でも嬉しい気分で過ごせるかもしれません。あたらしいシェーカーボックスシリーズはぜひ家中のあちこちで使い、普段の暮らしに役立ててくださいね。