牛窓は岡山県南部、瀬戸内市の海辺にある港町です。温暖な気候の瀬戸内地域にあり、古くは縄文・弥生時代から人々が集落を形成していたことが遺跡等から分かっています。江戸時代には朝鮮通信使が寄港する街として繁栄し、その後も海上交通の要所として発展して来ました。
昭和前期には造船業や建築業が、バブル期には観光業が栄えた牛窓ですが、2000年代後半頃からは若い世代の移住先としても関心を持たれています。個性的なお店や作家が活動するエリアとしても知られるようになって、これまでとは違った町の雰囲気が生まれつつあります。