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オリジナルを追求した形。KT towel & paper holderシリーズ

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オリジナルを追求した形。KT towel & paper holderシリーズ

曲線的なフォルムとオリジナルの構造が目を引く、タオルホルダー&トイレットペーパーホルダー。限界まで小さくした土台や、無駄なく作られたホルダーバーの動きが使用する人の印象に残ります。AXCISとKITAWORKS・木多隆志さんのコラボレーションシリーズ第三弾は、これまでKITAWORKS名義で作られてきた作品を量産仕様に仕立て直したアイテムです。

2025.03.07 by AXCISONLINE

KITAWORKS × AXCIS,INC. コラボレーションシリーズ

アクシスのKTシリーズは、造形作家の木多隆志さんとのコラボレーションにより生まれたプロダクトラインです。木多隆志さんは岡山を拠点にKITAWORKSという名義で金属や木を使った家具を制作しており、アクシスとは企画展をきっかけに長年交流を温めて来ました。

チェア、テーブルといった家具から店舗の什器に至るまで、木多さんの作る物に共通しているのは素材に対する追求心とミニマルな機構です。「必要最低限の構造で作る。けれど、各部のラインや全体のフォルムバランスに最大限気を配る」というコンセプトのもとに、他には無いKITAWORKSらしい物作りを行なっています。

作家ポートレート・旧工場前にて

KITAWORKSについて

幼い頃から何かを作るのが好きだった木多さんは、青年期には一時期国内を放浪し、山小屋で働き暮らすなど自身の興味や関心を追求して来られたそうです。KITAWORKSの工房は木多さんの実父が創業した鉄鋼溶接工場であり、ネジや部品などを製造する町の鉄工所として長年操業されて来ました。木多さんが工場を引き継ぎKITAWORKSと屋号を変えてからも、職人さん達は変わらず共に働き、日々物作りに邁進されているそうです。

手仕事とプロダクトの狭間の物作り

KITAWORKS名義で作られている作品は主に自社工場にて生産が行われています。熟練の職人達が手作業で作り上げる作品は完成度が高く、上質なインテリア空間で使用するのに耐えうるクオリティを持っています。

一方、自社工場には精密機械も多数存在し、常に新しい技術を取り入れて作品の幅を広げています。職人達も工程に合わせて機械を操り製造を行い、手仕事と機械生産の両方を使い分ける事でより良い物作りを追求されています。

左側:KT brass paper holder 、右側:KT sus paper holder

KT towel & paper holderについて

KT towel & paper holderは、水回りで活躍するホルダーパーツです。タオルホルダーもトイレットペーパーホルダーもミニマルな構造で場所を取らず、お手洗いや洗面所等の様々な場所に取り付けができます。素材は真鍮とステンレスの2パターンの展開で、幅広いインテリアに対応可能。これまで照明をリリースして来たKTシリーズで、初めてハウスパーツのアイテムの開発に取り組みました。

KITAWORKSで制作されていたペーパーホルダー

KITAWORKS名義で作られていたアイテムを量産仕様に

「KT towel & paper holder」シリーズの原型はKITAWORKS名義で作られてきたシンプルなトイレットペーパーホルダーです。金属の丸棒を曲げて形作ったホルダーは非常にミニマルで、ひとつとして無駄な部分がありません。KTシリーズとしてアクシスから発売するのにあたっては、工場での量産が可能な仕様にするのが課題でした。

立体と平面を行き来する独自の構造

丸棒を折り曲げて作り上げたような独特の構造は、アイテム単体で見るとまるで平面のようにコンパクトな姿をしています。しかしペーパーを差し込んだりタオルを掛けると各パーツが立体的に役割を果たし、機能的にも優れたデザインである事が実感できます。

「KT towel holder」

6mmの丸棒を曲げて形作ったような、シンプルな中にも柔らい丸みを作ったタオル掛けです。壁面に取り付ける台座が直径約20mmと小さいため、狭い場所や巾木、家具などにも取り付け可能です。素材はbrass(真鍮)と、sus(ステンレス)の2種類。内装の雰囲気に合わせてお選びください。

サイズ展開はSとM、素材は真鍮とステンレス。

「KT towel holder」のサイズ展開はSとMの二種類です。Sは洗面所やお手洗いでフェイスタオルを掛けるのにちょうど良いサイズ感。Mはバスタオルやバスマットを掛けるのにちょうど良いサイズ感をしています。

「KT paper holder」

6mmの丸棒を曲げて形作ったような、独自の構造のトイレットペーパーホルダーです。ペーパーを支えるバーと紙押さえとなる可動バーの組み合わせに工夫があり、他で見ないようなデザインに仕上がっています。壁面に取り付ける台座が直径約20mmと小さいため、狭い場所や天板のサイドなどにも取り付け可能です。素材はbrass(真鍮)と、sus(ステンレス)の2種類。内装の雰囲気に合わせてお選びください。

サイズ展開はシングルとダブル、素材は真鍮とステンレス。

「KT paper holder」のサイズ展開はシングルとダブルの二種類です。シングルはペーパーを一個設置できるタイプで、家族用のトイレや一人暮らしのトイレにおすすめです。ダブルはペーパーを二個設置できるタイプで、来客者が使うトイレや店舗等にもおすすめです。

KT holderシリーズは壁面にビスで設置する仕様です

KT holderシリーズは壁面に穴を開けてビスで取り付けるアイテムです。壁に穴を開けたくない場合や、原状回復義務のある賃貸住宅の場合などはご使用いただけませんのでご注意ください。

お手洗いや洗面所など、家族だけではなく来客の方も使用する空間ではインテリアに自分らしさをプラスするのもおすすめです。質・デザインともに評価の高いKTシリーズを使って、水回りの空間を印象的なものにしてみてはいかがでしょうか。

 

 

■ 木多隆志(きたたかし)

造形作家。KITAWORKS主宰。

岡山県津山市を拠点に、金属や木材を用いた家具の製作を行う。

 

■ KITAWORKS

1978年、先代である木多隆志氏の父が木多熔接工業創業。

地元に密着した物作りを行なっていた町工場を2009年に引き継ぎ、KITAWORKSと改名する。

金属と金属/金属と木材など、複雑な加工技術を組み合わせて生み出される家具達は、

そのフォルムに独自の重力観を持つ。

既製家具の他に、住宅や店舗向けのオーダー家具のデザイン・制作も引き受ける。

 

[ KITAWORKS SHOWROOM ] ※ショールームは事前予約制です。

〒708-1125 岡山県津山市高野本郷1273-1

TEL 090-3375-7165 / FAX 0868-26-4916

https://www.kita-works.com/

Instagram @kitaworks

info@kita-works.com

 

 

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