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ダイニングテーブルと照明のグッドバランス

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ダイニングテーブルと照明のグッドバランス

一日のおわり、テーブルについて夕食をとるひとときは、ほっと心をリラックスさせてくれます。食卓を安らげる空間にするには「ダイニングテーブル」と「照明」の関係が大切。今回はダイニングテーブルのサイズから、ペンダントライトを選ぶ方法をご紹介いたします。

2020.11.20 by AXCISONLINE

テーブルと照明の組み合わせ。

ダイニングテーブルと照明の組み合わせは、お食事時間の心地よさにダイレクトに関係して来ます。部屋の広さ、家族の人数、来客の頻度などから、わが家にぴったりのダイニングテーブルとマッチするペンダントライトを合わせてみましょう。

ダイニングテーブルのサイズについて

一般的に、ひと一人が食事をするのに最低限必要なスペースは「幅60cm×奥行40cm」と言われています。2人掛けのテーブルなら「幅80〜100cm×奥行80〜100cm」、4人掛けなら「幅120〜160cm×奥行80cm」、6人掛けなら「幅180cm以上×奥行80cm以上」が最低限必要なサイズとなります。もちろん商品によってサイズは様々。特に海外製のテーブルやアンティークの家具は上記にあてはまらない物も多くあるので、あくまで目安として「これぐらいの大きさは必要なのだな」と覚えておいて下さいね。

2人掛けテーブル

1人〜2人暮らしの家にぴったりなのは、2人掛けテーブル。ふたりが向かい合って食事を並べても窮屈じゃないのは「幅80cm×奥行80cm」以上のテーブルとなります。ペンダントライトはあまり大きすぎない直径約25cm程度以下のものを選べば、テーブルのサイズに対してバランスよく収まります。

モーネ ランプシェード トライアングル

画像のテーブルは一般的な2人掛け用よりひとまわり大きめのアンティークテーブル。組み合わせたのは「モーネ ランプシェード トライアングル」、天井が高いので100cmコードの灯具を組み合わせてコードの長さを調節しています。モーネシリーズはシェードが紙でできており、漏れる光は淡く穏やか。ひとり住まいや二人だけの静やかな生活に寄り添います。

4人掛けテーブル

2人〜4人家族にぴったりなのは、4人掛けテーブル。天板のサイズが「幅120〜160cm×奥行80cm」以上あれば、家族全員が食卓についても問題ありません。ペンダントライトは直径約30cm以上などの大きめのものでもバランスよく収まります。小さめシェードのものを選ぶ場合には、2灯を並べて設置しましょう。

「アイアンシェード ノンラー」シリーズは直径約36cm×高さ約13cmと両手に持つぐらいの大きめサイズ。アンティークパインの4人掛けテーブルの中央に吊り下げれば、しっくりと馴染みます。また、複数の家族が使うダイニングでは、照明を吊り下げる位置も背が高い家族に合わせ低すぎない方が良いでしょう。「アイアンシェード ノンラー ブラックSET」はコード長60cmの灯具がセットになっているので、天井高2.4〜2.5mのお部屋に吊り下げるのにちょうどいい長さをしています。

6人掛けテーブル

4人以上の家族や、来客が多い家なら6人掛けテーブルがおすすめです。天板のサイズは「幅180cm以上×奥行80cm以上」のものを選び、多人数が座ってもゆったりできるようにしておきましょう。ペンダントライトは直径約30cm以上などの大きめのものを2灯か、小さめシェードなら3灯を並べて設置します。

アイアンシェード ノンラー ホワイト

リビングダイニングが広いお家なら、ある程度サイズの大きい6人掛けテーブルの方が空間にマッチして、質の高いインテリアに仕上がります。幅の広いパインテーブルの端と端に「アイアンシェード ノンラー ホワイトSET」を2つ設置すれば、海外のアパルトマンのような洗練された雰囲気に。

円形テーブルの場合は?

円形テーブルの場合は中央に照明を位置させます。四角形のテーブルと比べると照明とのバランスが取りやすいのですが、天井電源の真下にテーブルを置くのが必須となります。シェードのサイズはテーブルとのバランスを見ながら選びましょう。アクシスオリジナル家具「LIVシリーズ」のJORD CIRCLE TABLEは直径120cm、モーネ ランプシェードシリンダーは直径36cm、大きすぎず小さすぎない組み合わせとなっています。

照明を高い位置に吊るしたケース

ダイニングとワークスペースを兼用する場合や、家族の背が高かったりペットがいる家庭では、照明を高めの位置に吊るすケースもあります。この画像のように天井高2.7m以上の部屋にコード長60cmの灯具を吊るすと、座ったり立ち上がったりが頻繁な場所でもシェードが邪魔になりません。

ペンダントシェードの選び方。

ペンダントライトはシェードの素材・デザインによりがらりと雰囲気が変わります。シェード自体の形や色はもちろん、光の出方も重要な要素。たとえばアイアンやホーローのシェードは電球の光を通さないので、下方向のみをスポットライト的に照らし、レストランやカフェのようにテーブル上の料理を際立たせてくれます。

「どんな光が好きなのか」

またその逆に、ガラスのシェードは光を通すため、電球からの光が全方向に広がります。部屋全体が明るくなると、家庭的で親しみやすい雰囲気に。昼間でも自然光を集めてきらきらと輝くため、ダイニング全体を明るい印象にしてくれます。ガラスのシェードは吊るす場所や位置によって電球の光が目に入って眩しいので、吊るす位置を高めにしたり、テーブルや椅子の位置を工夫して調節しましょう。

モーネ ランプシェード

ぽわっと優しいあかりになるのは、紙や布、ミルクグラスなどのシェードたち。半透明のシェードから電球の光が透けるさまはお月様のようで、ナイトタイムのあかりとしてゆったり心から心身を落ち着けてくれます。電球の光が直接目に入らないので、眩しくないのも嬉しいポイント。

ペンダントライトを吊るす高さについて。

アクシスのペンダントライトは「シェード」「灯具」「電球」を組み合わせて使用します。天井高2.4~2.5mのダイニング空間なら「コード長60cm」の灯具を選べば、座った時に目線の少し上に照明が来てちょうどよい明るさになります。最近は天井高2.7mやそれ以上のリビング・ダイニングも増えていますので、その場合は「コード長100cm以上」の灯具を選んでコードアジャスター等で調整しましょう。

ダウンライトと、スポットライト

ダイニングやリビングなど広がりのある空間は、ペンダントライトだけだと全体の明るさを確保する事ができません。ダウンライトやダクトレールスポットライトなどのメイン照明で生活するのに十分な光量を確保した上で、テーブルの上にペンダントライトを吊るすのが一般的な使い方となります。もちろんあえてペンダントライトだけを吊るして、隠れ家のようなほの明かりの空間を作るのも◎ ペンダントライト=装飾としてのあかりと考えてインテリアを計画しましょう。

ダウンライトやダクトレールは新築やリノベーション時に工事をして設置します。もしすでに入居済であったり、賃貸住宅にお住まいの場合は「後付けダクトレールスポットライト」を使用して、天井電源にダクトレールを設置することが可能です。ペンダントライト+ダクトレール+ダクトレール用スポットライトという組み合わせで、光量も確保することができます。


【参考記事】
⇒ペンダントライトと組み合わせて使う、ダクトレール用スポットライト
⇒あかりでお部屋のイメージチェンジ。天井照明をペンダントライトに交換してみよう

いざ選ぶとなると迷ってしまう、ダイニングテーブルと照明の組み合わせ。家族の人数や好きな明かりの雰囲気を参考に、お家にぴったりの一点を見つけて下さいね。

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